
昔から、良い不動産物件の条件というのには、一定の基準のようなものがありました。
それは、「角部屋」「南向き」「上層階」「新築」などで、分譲マンションでもそのような物件は同じ棟内でも高く売り出されます。
マンション内の騒音や窓の多さ、日の当たり方、眺めのよさなどが、これらの条件が重要視されてきた理由です。
確かに、できることなら確保したいものばかりですね。
でも、あまりにこの条件にこだわりすぎる必要はないと思います。
特に最近の不動産物件は、標準的に日当りについては考慮されているところが多く、南向きでなかったとしても、きちんとそれなりの採光はできるように設計されています。
また、南向きと言えばいいことづくめのように思われるかもしれませんが、夏期には非常に暑くなり、空調の効率が悪くなるなどの欠点もあるのです。
これは上層階にも言えることです。
角部屋はお子さんのいるご家庭などは周囲を気にするリスクがひとつ減るのでありがたいと思いますが、部屋がエレベーターなどから遠い奥にあることが多く、重い荷物を持っているときなどは結構負担ですし、窓が多いとなると、低い階の場合には犯罪リスクも高いわけです。
つまり、いい部分もあれば、マイナス面だってあるということです。
昔ながらの条件にこだわりすぎるよりも、不動産屋さんと現地下見をして、ある程度の許せる範囲の日当りや騒音クリアなどを確認できたら、よしとするほうが得策の場合が多いです。
ただ「南向き」「角部屋」と銘打っているだけで、家賃を上乗せしている不動産物件は結構ありますから、名より実をとるようにしてください。
日当りについては、そこに一番日が当たる時間にきちんとカーテンや窓を開けて採光をすることで、何も問題はないことがほとんどです。